二階堂紘嗣・著、フルーツパンチ・イラスト、 MF 文庫 J 。
2月14日(日)読了。
世界を《歪曲》の魔の手から人知れず守る『調律士』。
そんな調律士見習いの優馬は初めての大きな任務で訪れた廃マンションの屋上で美しい少女と対面する。
しかし、彼女は優馬の話を聞かず、一方的に銃口を突きつる。
意味ありげな言葉と共に銃弾は放たれ、優馬は足場の崩落に巻き込まれて……
世界の歪曲と調律の対立に基づいた設定の、オーソドックスな能力バトルモノ、といったところでしょうか。冒頭の意味ありげな言葉の押収やら、端々に言葉遊びや気取ったような比喩表現が入っていて、味を出している雰囲気は前作に通じる気がします。今回はまだまだ導入。役者が揃ってここから物語りは始まるようなので引き続き読んでいきたいと思います。
てなところで次は『白銀の城姫《ベルクフリート》』です。