葵せきな・著、狗神煌・イラスト、富士見ファンタジア文庫。
2月7日(日)読了。
自らの野望を果たすため、日々邁進する杉崎鍵。
だが、そんな彼に突然の変調が起こる。
生徒会役員が見守る中、彼は突如、野望の放棄を宣言したのだ!
果たして、彼の身に何が……
うん、多分、これで間違っては居ない筈です。
本編も遂に7冊目となり、提示されてきた伏線が色々と回収に入ってきて今までに根底の物語は動いていたように思います。あのキャラとかあのキャラが遂に出てきたり。基本は生徒会室での益体の無い漫才でありながら、裏では鍵の物語が展開しているのがこの作品の魅力でしょうねぇ。中身が無いように見えるのはフェイクで、結構重めのテーマが秘められているように感じます。そのテーマがどう描かれるのか? 続きにも期待したいと思います。
てなところで次は『緋弾のアリア5~序曲の終止線《プレリュード・フィーネ》~』です。