田口一・著、をん・イラスト、 MF 文庫 J 。
5月23日(日)読了。

いよいよ第二巻の完成が近付いた頃。
突如、孝一の家にイラスト担当の輪廻姫が転がり込んでくる。
どうも、母と考えが合わずに飛び出してきたらしい。
そこに、打ち合わせのために萌花がやってきて自分も共に暮らすと言い出して……

ライトノベルの舞台裏を描く今シリーズも最終刊。最後は、輪廻姫(本名:井中トメ子)を通してのイラストレーターの御華詩でした。
表紙の効果やら、イラストにする場面の選定やら、文庫であるが故の考慮点など、言われて見ればなるほどということが沢山ありました。また、輪廻姫自体の物語もいい感じでした。面白い素材で終わるのが残念とも思いますが、これぐらいがいい塩梅とも言えます。章扉の架空ラノベプロットネタが大変でしょうし(;^^)

てなところで次は『白銀の城姫《ベルクフリート》2』です。

三流木萌花は名担当!〈3〉 (MF文庫J)

田口 一
出版社:メディアファクトリー
発売日: 2010-03