日日日・著、x6suke・イラスト、ファミ通文庫。
6月18日(金)未明読了。

山口聖は焦っていた。
それは、些細な事件。
弟の清が、急に友人の恋の相談をしてきたのだ。
微笑ましいことだと見守るかと思いきや、聖は狂乱する。
そう、彼女は弟を溺愛していて……

とまぁ、こんな感じで千花の学友達の御華詩メインでした。
何でしょう、それぞれの視点で語られる聖と静の話は中々新鮮でした。しかし、すっかり黒いのが当たり前になった優歌とか親バカというかバカ親が板についてきた凰火とか…… 短編集だと時間軸も行ったり来たりなので発見もありますな。
でも、それでも変わらない凶華様はやっぱり最強なんでしょうね。

てなところで次は『オルキヌス4 稲朽深弦の調停生活』です。

狂乱家族日記 番外そのろく (ファミ通文庫)

日日日
出版社:エンターブレイン
発売日: 2010-02-27