野村美月・著、竹岡美穂・イラスト、ファミ通文庫。
6月23日(水)読了。

“文学少女”天野遠子に思いを寄せる柔道部の牛園。
遠子先輩から逃れようと画策する心葉は牛園と遠子先輩の仲を取り持つことに。
果たして、『牛魔王』と呼ばれた牛園に賞賛はあるのか?
どうにか遠子先輩の好きな本を牛園に読ませて話の端緒としようとするのだが……

牛園先輩再びな御華詩に、メイドの御華詩、夕歌と毬谷先生の御華詩、そして、その後の竹田さんの御華詩。
時間が行ったり来たりしていますが、この世界を味わえることが素直に嬉しいですねぇ。特に夕歌と毬谷先生に絡んだ御華詩は歌に携わっているだけにより身近に感じられる部分もあったり、竹田さんは個人的に物凄い感情移入できるキャラなんで心に染みたり、400ページ近いボリュームで楽しませて貰いました。次は見習いですねぇ。そちらも楽しみです。

てなところで次は『爆熱天使Xサン』です。

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)

野村 美月
出版社:エンターブレイン
発売日: 2010-04-30