大間九郎・著、ヤスダスズヒト・イラスト、このライトノベルがすごい!文庫。
10月10日(日)未明読了。
第一回このライトノベル文庫がすごい!大賞栗山千明賞受賞作。

最新鋭の防犯システムが導入され、世界一となった横浜港。
そこに佇む倉庫の一つで倉庫番をするマウス。
くそったれの職場の同僚。
彼の元に突然訪れ求婚してくる少女。
彼を溺愛する姉に溺愛する男友達に姉をで回する屈強な男。
マウスは、全てを受け入れ、今日もまたいつも通りに過ごす……

ハードボイルドというかSFというか、何か、色々と懐かしい気持ちに浸りながら夢中になって読んでました。これは、抜群に面白い。万人には勧めませんが(:^^)
もう、何を語ってもネタばれそうなので困りますが、ぐちゃぐちゃなようで一本筋の通った主人公のマウスを、気が付くと無茶苦茶カッコイイと感じていたという感覚。もう、彼の魅力が全て持っていきます。だから、多分、これはハードボイルド小説なのだと思います。混乱してます。でも、爽快です。それがこの読後感ですああそうかい? って感じで。

とまぁ、混沌としてますがこのライトノベルがすごい!大賞受賞作をようやく全部読み終えたので次から通常運用。先ずは、手近にあった『ささみさん@がんばらない3』です。