逢空万太・著、狐印・イラスト、 GA 文庫。
2月1日(火)読了。

すっかり邪神達が居着いた間のある真尋家。
その居候の一人であるクー子に突如危機が訪れる。
コネ入社の彼女を、惑星保護機構の人事である従姉が視察に来るというのだ。
当然、これまでの行いが視察されてタダで済むはずもなく、下手をすれば相棒のニャル子諸共に地球から強制退去させられかねない!
かくして、クー子が真面目に仕事をしていることにしようと画策するのだが、事態はその少し斜め上を行って……

相変わらずの無茶苦茶な伏線回収の楽しい御華詩ですな。
今回はクー子のターン。それを通して少しニャル子も掘り下げられたというかいつも通りというか、そんな感じ。
まぁ、いつも通りの安定感ながら、今回は幾つかネタがツボってしまいました。真尋母の台詞が特に。でも、これ、明らかに世代が上にしか通じないんですが、分からないなら分からないでよくて分かればニヤリとする、そんなネタ、ということでしょうねぇ。だから、ニヤリとしまくってた訳ですがね。

てなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ リュニオン・ホワイト』です。

這いよれ! ニャル子さん 6 (GA文庫)

逢空 万太
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2010-12-14