石川ユウヤ・著、稲垣みいこ・イラスト、MF 文庫 J 。
3月8日(火)読了。
織姫葵と”C”を始めた令人は、姉の残したプログラムを引っ提げて『プログラミング甲子園』に挑んでいた。
その強力なプログラムによって、順調に予選を勝ち抜き、遂に全国大会への切符を手に入れた。
だが、まだまだ素人の令人と教育でもある葵との間には”C”を巡って軋轢が生まれ始めていた。
しかも、二人の前に『賭け勝負』を挑む少女、御剣冴里が現れて……
“C”と言いつつ、実際には『C++』をネタにしたラブコメ(?)第二弾。
前回は姉の残したプログラムを巡る攻防でしたが、今回は一転、そのプログラムを使って大会に挑むという部活モノ的な展開となっております。まぁ、プログラミング技術のある人間に『絶対素数の蒼玉《カーマイケル・サファイア》』とか『可算無限の翠玉《インフィニティ・エメラルド》』とか厨二的二つ名があったりして、プログラムに関してはトンデモな内容ではありますが(;^^) ただまぁ、ガチのプログラムをやるよりも、こういったトンデモ要素で話を動かした方がライトノベル読者には適しているって判断なんでしょうね。
……ただまぁ、その道のプロである我が身には、可成り高度なスルー技術を要求されたのは否めません。
ただまぁ、それでも。
C言語とC++は別の開発言語ですから、そこだけは読者が混同しないことを祈ります。
とまぁ、そんなところで次は『かぐや魔王式!第9式』です。