月見草平・著、水沢深森・イラスト、 MF 文庫 J 。
3月10日(木)読了。
紫苑高校では文化祭が近付いていた。
生徒会入りに向けて働く錦織だったが、そんな最中にトンデモないことが起こる。
秘密基地で、不可抗力でもみくちゃになっているところを輝夜に見咎められてしまう。
その結果、またまたおかしな力が働いて、なんと輝夜は記憶喪失に。
魔王女としての性質を失って、すっかり優等生になったのだが、それがどうにも受け入れられない錦織は……
『記憶喪失』という形で新世界構築会議の面々にとって、とりわけ錦織の輝夜に対する在り方を問い直す御華詩、といったところでしょうか。焦れったい部分もありながら、一つの転機を迎えていますね。
……それはそれとして米倉さんの扱いが酷いのは気のせいか?
ともあれ、引きが引きだったので次にどうなるのか、楽しみであります。
てなところで次は『聖剣の刀鍛冶《ブラックスミス》10』です。