逢空万太・著、狐印・イラスト、 GA 文庫。
6月16日(木)読了。
八坂ニャルラトホテプは女子高生。
親戚でクラスメートの八坂真尋に懸想している。
でも、彼女の熱烈なアタックも全く効を奏さず、返ってくるのはフォークの一撃。
そんな状況を打破しようと彼女はクラスメートの珠緒に相談して……
って、そんなラブコメ的に語れなくもない御華詩も収録された短編集でありました。
今回は特に『恋愛の才能』がいいですねぇ。珍しい珠緒視点。内容的にも、邪神共のハチャメチャを人のレベルで消化して昇華した感じで、ちょっと甘酸っぱい雰囲気で。何より、タイトルの元ネタを上手くテーマにしてますしね。知らんぷり出来るのがそれなのですからねぇ。まぁ、『幻夢境の一存』とか『ユゴス・アタック』とかは安心のいつもの仕様でしたが(;^^) ああ、あと、ルーヒーさんの出番があったのはいいですな。うん、眼鏡さんは貴重です。
てなところで次は『断罪のイクシード3~神の如き者~』です。