内田俊・著、まりお金田・イラスト、 MF 文庫 J 。
7月29日(金)読了。
いよいよ、大会を目前に控えたある日。
試験もどうにかこなして一息吐いたところでみのりと二人で焼き肉へ行くこととなった八千代。
過食倶楽部としての調整も兼ねて、当然、質より量の食い放題。
みのりと二人、充実した時間を過ごす二人だったが、そこに割り込む二人の少女。
みのりを『極大引力《ブラック・ホール》』と知っての挑戦に応じる二人だったのだが……
こ、これで終わりなんてマジで哀しい…… 大食いで熱血スポ根のノリ、厨二的二つ名の嵐でマンガ的演出を『幻視』という形で観て描写できる八千代のキャラ付けとか、個人的には可成り良くできた好きなシリーズだっただけに残念です。
まぁ、大食いの世界に触れたのがこの作品が好きで次が『てんむす』という人間なんで、それ以前を知ってる人には二番煎じに思えたのかも知れません。とは言え、題材的には小説より漫画の方が映えるネタだったとは思いますから、アライブ辺りでそっちの展開があると嬉しいんですがねぇ…… まぁ、終わったモノは仕方ないので、新シリーズに期待です。
てなところで次は『この中に1人、妹がいる!4』です。