北元あきの・著、近衛乙嗣・イラスト、 MF 文庫 J 。
8月6日(土)読了。
公安を敵に回すことになったシグ達は第図書館へと逃げ込むことになった。
そこは、公安に敵対する図書委員の本拠地。そうそう手出しは出来ないだろう。
だが、そんなにことは簡単には運ばない。
シグ達とは別に、〈血塗れの竜王女〉を巡って〈竜の箱庭〉を舞台に暗躍する者達が居て……
最後に生き残ったモノが叡智を授かるという〈血塗れの竜王女〉を巡る戦いの物語も、これで終劇。
まだまだ連綿と続いていきそうな中での終わりですが、一応の区切りはついてますな。
でも、シャルロッテが…… きっと彼女はこれから活躍する筈だったのに……
とは言え、落としどころとしては上手いこと落としていると思います。そりゃ、こうじゃないと、どんだけ悲惨な物語になるやら(;^^) なんだかんだで、結構好きな世界観だったのでちょっと勿体ない気もしますが、次回作に期待、ですかねぇ。
てなところで次は『3分間のボーイ・ミーツ・ガール』です。