裕時悠示・著、るろお・イラスト、GA文庫。
10月1日(土)読了。
『自らを演出する乙女の会』略して『自演乙』。
その活動は怪しげで今まで目を付けられていない方がおかしかった。
だから。
鬼の風紀委員、冬海愛衣に目を付けられて廃部においやられたのも致し方ないのかもしれない。
だが、半ば無理矢理付き合わされていた鋭太はこれで勉強に専念できると喜んでいた。
そしていよいよ始まった夏休み。
夏期講習で差を付けようとした予備校で、なんと同じクラスに冬海愛衣が居て……
今回は新ヒロイン冬海愛衣のターンでありました。まぁ、一巻で一人ずつヒロインを増やしていくのはこういうタイプの作品の定番でありますな。これで四季揃ったので追加は打ち止めですかねぇ。
ただ、気付いたら話が成立しないから致し方ないとはいえ、ちょっと鋭太の鈍さがもどかしいとかいうレベル越えて読んでて辛いレベル…… いくらなんでも、気付かないのは無理があるって場面が散見して、そこが残念。
とは言え、これでようやく役者が揃ったような感じなのでここからどう収束するか楽しみにしたいとは思います。
てなところで次は『深山さんちのベルテイン』です。