荒谷学園に夏休みが迫っていた。
宗司、一乃、そしてキリカが所属するゲーム同好会は、特にすることもないながら夏休みも集まることとなる。
だが、それを黙っていない存在があった。
白崎リリス。
宗司の鏡写しの双子の妹。
彼女達は、一乃とキリカに負けじと首を突っ込んで……

本格的なバトルをするでも無く、日常に異能が紛れ込んだ世界での御華詩。
まぁ、そういう世界では異能は枷になったりで一種の『絆』とも言える扱いではありますが、内容的にはハーレムコメディでありますな。今回は妹が本格参戦してきて、しっちゃかめっちゃかというか血は争えないというか、そんな感じでした。でも、異能を巡る思わせぶりなことはある訳で、今後どうなっていくのか……

といったところで引き続き『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その4 彼女だけの「エピローグ」』です。

おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その3 (MF文庫J)

葉村 哲
出版社:メディアファクトリー
発売日: 2011-01-21