笠原曠野・著、 Nardack ・イラスト、GA文庫。
4月10日(火)読了。
第三回GA文庫大賞奨励賞受賞作。
『ブラカマン』 とは『詐欺師』を意味する。
それは一日限りの偽りの結果を生み出す能力。
そんな能力が一般化した世界で、子供達が不用意に使うのは世の常。
ある朝、『ブラカマン』を振りかざす不良を天海亜弓は朝のコンビニで叩きのめす。
だが、言わせた月影剣と共に警察に補導されてしまう。
それが切っ掛けで巻き込まれていく、一つの事件。
一体、何が起こっているのか……
なんというか、凄く荒削りな文章でぶっちゃけ明らかに日本語がおかしかったりするところも散見されるのですが、世界観は構築されていますな。また、根底にあるテーマは中々興味深い。一方的に叩かず互いの理を認める様な落としどころはいい感じでした。
ただまぁ、眼鏡分が圧倒的に不足しているというか主人公がコンタクトって何の嫌がらせだ?
とまぁ、そんなところで次は『のうりん3』です。