日日日・著、焔すばる・イラスト、GA文庫。
5月2日(水)読了。
クダラは、定職にもつかず、居酒屋のバイトとしてどうにか生活する日々。
それも、時に客として訪れたお姉様を口説いたりしつつ、勤務態度は真面目とは言い難い。
ある日、いつものように仲良くなったお姉様を口説いていると、店に乱入してくる影。
彼の妹のミカリンだった。
騒動となって一悶着の後、気が付けば職を追われていた彼に残された一つの記憶。
拾う神あれば救う神あり。
客として訪れていたお姉様の一人が、どうやら近隣の冒険者養成学校の学園長だったらしい。
彼女の斡旋で、クダラは学園の問題児達の臨時講師を任されるのだが……
ライトノベルレーベルにユビキタスな存在となりつつある日日日の作品。遂にGAにも登場ですな。
正直、タイトルに偽りありな感じで前半は微妙な感じでしたが、後半に入ってからはいつもの日日日。特殊な事情による葛藤と克服の構図はやっぱり上手いですねぇ。最後の方は学園モノの王道展開になってますし。
まだまだ使われていない設定も大量にあるので、ここから話が広がっていくのでしょうな。
てなところで次は『眠らない魔王とクロノの世界2』です。