明月千里・著、閏月戈・イラスト、GA文庫。
5月8日(火)読了。
クロノを巡る事件の後。
星令学園《ワイズ・アカデミー》に転入することとなった夜とクロノ。
そこで、夜は一人の少女と出会う。
中庭でぼんやりと猫と戯れていた彼女は、レファ。
機械の眷属で、学園内でも有数の実力者であるという。
それはそれとしてクロノの暴食や白羽のたかりで財布がやばい夜は、バイト以外のミッションで稼ごうとする。
そんな緩い理由で始まったミッションだったのだが、段々と様相は変化して……
『世界使い《ルーラー》』と魔王を巡る物語、第二弾。
今回はクロノの属する吸血鬼勢力よりもハルが所属する機械の勢力にスポットの御華詩でしたが、あれよあれよで話が大きくなりましたねぇ。もう、次ぐらいには最終戦に向けて動きそうな勢い。でも、これぐらいのテンポのがいいですな。あと、夜の能力は中々楽しいのですが、その分面倒な能力でもありますな。言葉遊び的に返せそうで、微妙にツッコミ所があったり……でもまぁ、それはそれでいいでしょう。次も楽しみにしたいと思います。
てなところで次は『俺はまだ恋に落ちていない2』です。