初美陽一・著、さくらねこ・イラスト、GA文庫。
5月25日(金)読了。

夏休みを前にして、東雲朱里は悩んでいた。
自称不良の優等生、荒鞍悠馬の仲間として受け入れられながらも、感じずにはいられない壁。
そう、彼女は、いつまでたっても、悠馬にとっては『委員長』なのか?
中学時代の先輩との偶然の再会が呼び覚ます、当時の内気な自分も重なって、どうにも、調子が出ない。
そんな状態で、不良仲間達と二泊三日の旅行に出掛けることになった。
その旅に、朱里は一つの決意を持って臨む。
だが、鈍感大王の悠馬には中々伝わらず……

東雲朱里、表紙! 東雲朱里、表紙!
大事なことなので何回でも言いたいですがキリが無いので二回ぐらいにしておいて、前巻のときに望んだ通りの結果に表紙が発表された瞬間から歓喜が止まりませぬ。内容も、表紙に偽りのない全編通して朱里のターン!

これまで描かれなかった、『何故朱里は悠馬を好きになったのか?』という部分がいい感じに描かれつつラブコメしています。いやぁ、やっぱりメインヒロイン(※メインヒロインの解釈には個人差があります)だけはある。勿論、誰も彼女の眼鏡を外そうなんてしないから安心です。

……まぁ、これでターンエンドで次から活躍が減ったら泣きますが(;^^

とまぁ、そんなところで次は『木崎くんと呼ばないで!』です。

優等生以上、フリョー未満な俺ら。3 (GA文庫)

初美 陽一
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2012-05-12