裕時悠示・著、るろお・イラスト、GA文庫。
9月15日(土)読了。
幼なじみを越えるべく一気に攻勢に出た千和。
それに対抗しながらも、フェイクと本物の間で揺れる彼女の真涼。
元カノ(厨二的な意味で)の立場ながら一途な姫香。
取り敢えず自己完結気味な婚約者(幼稚園時代)の愛衣。
合宿での一幕を期に、動き出した関係。
ここから、本当の修羅場が始まる……
という感じで、ようやく看板通りの展開になってきたシリーズ第五弾。
真涼の壊れ方が楽しいですな。だんだんヤンデレになっているというか、自分を見失い始めているというか。
とは言え、それも恋愛アンチ故の苦悩。その辺りの考え方は中々興味深いモノがあります。
そして、今回のラストで状況を更に動かす決定的な事態に……次に期待です。
てなところで次は『彼女の恋が話してくれない!2~いまだに手錠で繋がってるけど健全な友達です。』です。