野村美月・著、竹岡美穂・イラスト、ファミ通文庫。
12月19日(水)読了。

ある日、文芸部の部室に心葉のお騒がせな後輩、菜乃が叫ぶ。
げんなりする心葉に語られたのは宮沢賢治のあの作品を巡る、一つの新発見(?)
そう、彼女が言うには。
「ジョバンニとカムパネルラは、ホモだったんですよ!」
あまりにもそっけない心葉に、遂に彼女は腐ってしまったのか……

まぁ、かなり間違ってる気もしますが、久々に”文学少女”シリーズ。関係者達のその後だったり過去だったりが語られる、そんな短編集でありました。

中々読む機会がなく積まれていたのですが、大分間の空いたこのタイミングで読んだのは、色々と思い出せてよかったようにも思います。うん、やっぱりこの世界が好きだ。いずれ、最終巻も読まないといけないんですが、そちらはまだ手元にないので近いうちに入手しませう。
てなところで次は『あやかしマニアックス!4』です。

“文学少女”と恋する挿話集4 (ファミ通文庫)

野村 美月
出版社:エンターブレイン
発売日: 2010-12-25