海空りく・著、有河サトル・イラスト、GA文庫。
1月16日(水)読了。
共同生活にもすっかり慣れ、夏休みを迎えた慎太郎とつぼみ
美咲と委員長も交えて、皆でプールに遊びにいったりと楽しい日々を過ごしていた。
だが、あるとき。
ふとしたきっかけで。
つぼみは、自分の初恋の相手が慎太郎だと知ってしまう。
友達と割り切って、美咲と委員長を応援するつもりだったつぼみはすっかり混乱して……
女の子と手錠で繋がったままというシチュエーションから始まったラブコメもこれで完結。つぼみがいいキャラに育って終わりましたねぇ。正直、これで終わるのは勿体ない。まぁ、手錠は外しても眼鏡は外さないで欲しかったんですがねぇ。それは、慎太郎のせいか。
その分、メインヒロインの早苗さんも最後までキチンと活躍していたので、それでどうにか平常心で読めました。彼女の慎太郎への殺意こそ、この作品で一番感情移入できる要素ですよね!
とまぁ、なんだかんだといいつつも、早苗さんの活躍を堪能しながら、悪魔に魂を売ったヒロインもいい感じにはっちゃけてて楽しく最後まで読むことが出来ました。でも、もし早苗さんがいなかったら……いや、そういう物騒な if はやめておきましょう(立ち上る黒いオーラを収めながら)
何はともあれ、シリーズ完結お疲れ様でした。
てなところで次は、『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる6』です。