それは、東北からやってきた。
カナリアの歌に導かれ。
『大厄の闘牛士《マタドール》』を打倒したという、かの狼を滅するために。
その二つ名は、『退魔師《ゴーストバスター》』。
謎を愛する、厄介な狼の前に佐藤達は……
今回は節分とバレンタインデーの二つのイベントを軸にした御華詩。
前半の見所は、うん、白粉先生大活躍! これに付きますな。いや、まぁ、いつでも大活躍ですが、今回は珍しく狼として大活躍でありました。どういう活躍かは読んでのお楽しみですが、彼女のまともなバトルシーンの挿絵は貴重です。ただ、原作版白粉は腐ってるときだけ眼鏡なので、裸眼なのが惜し……あぅ。
後半は、バレンタインデー……なのですが、そこから中々にヘビィな展開に繋がりそうな予感で次が楽しみで仕方ありませんな。
あ、まぁ、なんだかんだで佐藤の変態ぶりは留まるところを知らないので、その辺りは安心の一冊でありました。
てなところで次は『放課後四重奏《カルテット》』です。