望公太・著、029・イラスト、GA文庫。
5月26日(日)読了。
ある日の朝、突然泉光高校の前に現れた千冬。
「小学校を辞めた」という彼女の言葉に驚きながらも、どうにか対処する安藤。
だが、その言葉に秘められた本当の意味を、彼は理解していなかった。
その見落とした要素がやがて大きな波紋を生じさせ、千冬は重大な事態に陥ることに……
タイトルに偽りなしな益体の無い異能の無駄遣い物語第三弾。
今回は千冬メインで、その力を使ってあれこれ遊んだりしつつも、彼女の物語が展開して文芸部の面々が美事解決して日常系の王道展開でありますな。日常シーンに異能が使われてるだけでその本質は日常ですからねぇ。あと、個人的に今回のおとし方は大好きです。こういうの、いいですな。
てなところで次は『優等生以上、フリョー未満な俺ら。6』です。