七条剛・著、希望つばめ・イラスト、GA文庫。
7月18日(木)読了。
飯山家の居候となった笠取真哉。
世界的企業、オリオンリュートの若き社長にとって、それは家族を知る機会。
と、同時に世間を知るための機会でもあった。
だけど、彼はマイペースに己の力を出し惜しみせず、結局は騒動を引き起こして……
今回は短編集的ですが、次への布石でもあったりする感じでありますな。
世間知らずな天才がズレた感覚であれやこれやを力業で解決する、というような形が今回の短編ではっきりしたかなぁ、とか思いつつ。次回はなにやら波瀾の予感がしてますが、ちょっと間に別の作品を挟みます。
てなところで次は『落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》』です。