アラウラ・著、赤井てら・イラスト、オーバーラップ文庫。
9月2日(月)未明読了。

ユリは、生きることを選んだ。
様々なものを捨てて。
それでも、なんとか学校にも通い人間として過ごし、宇佐美先輩という友人を得た。
また、仕事でも松倉の知人の娘、美鳳《メイフォン》と出会い、同年代の貴重な友となる。
一方、巷では連続失踪事件が起こっていた。
その事件には秘められた理由があったのだが、その次のターゲットは……

前回はドナ……ロナウダというハンバーガーショップのピエロでしたが、今回は警視庁のマスコットのP君が相手。本当、これ、大丈夫なんでしょうか? というか、あれ、既に出てるよね? タイトルの元ネタになってるところにいる一番ヤバイの。
とは言え、そういうインパクトだけでなく、駆け出しで若くて経験不足で、だけど、だからこそまっすぐで前向きなユリを中心に、取り巻く大人達がまたいい。今回は同年代の友人登場がメインですが、松倉、本当ツンデレだなぁ。あと、大野がバカなのはガチ。一番周りが見えてるのが意外に武島な気がしないでもない。まぁ、みんな魅力的なキャラですな。今後の展開に期待です。次は、何と戦うんだろう?

てなところで次は『妹様による、俺ルート攻略・ラブコメ理論2』です。

デスニードラウンド ラウンド2 (オーバーラップ文庫)

アサウラ
出版社:オーバーラップ
発売日: 2013-08-22