榊一郎・著、カントク・イラスト、GA文庫。
5月15日(木)読了。

聴力を持たないながらも、仲間達の協力で合奏による神曲を実現したウリル。
彼女達は『コガムラ神曲楽舞団』として、トルバス音楽学院の進級試験にも合格した。
だが、真新しいことには何かと批判が付きものだ。
彼女達のやり方を心ない者達が、不正だといい始める。
窮地に立たされるコガムラ神曲楽舞団だが……

神曲の古くて新しい形が問われるシリーズ最終章。いやぁ、なるほど、そこに着地するのですな。
これは、今までのシリーズ読んでると、何かと必要とされてる役目ですしねぇ。
これで終わりというのも寂しいですが、きっとコガムラ神曲楽武舞団はこれからもポリフォニカ大陸で活躍していくのでしょう。
そして、語り継がれる『沈黙の歌姫《エイフォニック・ソングバード》』の名。
今後、どういう展開するのか解りませんが、どこかで彼女達の活躍を観ることもあるでしょう……

てなところで次は『神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール3』です。

神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 4 (GA文庫)

榊 一郎
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2014-04-12