高殿円・著、凪かすみ・イラスト、GA文庫。
6月13日(金)絶賛読了。

精霊島落下が迫り、人の世は混乱しきっていた。
単身楽団による圧倒的な戦力に任せてコランダムはメニスに攻め込んでいく。
プリムローズは、その目的のため暗躍する。
そして、スノウは強制的に異界へと送られ、大きな選択を迫られていた。
このまま、精霊と人の歴史は終わり、精霊のない世がやってくるのか……
全ての運命は、スノウとプリムローズが握っていた。

白のポリフォニカ、完結! まぁ、大分遅くなりましたが、なるほど、こういう形で終わらせたのですね。奇しくも、精霊と人間の関係の一つの始まりと終わりにもなっていますねぇ。かなりイレギュラーですが。スノウが最後どうなるかは、既に他のシリーズに登場しちゃってるので解ってはいたのですが、こういう経緯を辿っていた、というのが解って感慨深い。
ただまぁ、もう一方のあの精霊の経緯は、事情が事情だけに描けなかったのは仕方ないですな。まぁ、あっちはあっちで、別シリーズでそれなりに活躍してますが。

とはいえ、一番美味しいのはミノティアスですな。そうか、それであの姿になったのか。愛されてる牛ですねぇ。

ということでようやく白のポリフォニカ、読了、でありまする。

さて、次はリプレイ……の前に『神曲奏界ポリフォニカRPG 基本ルールブック』です。やっぱり、そこから読まないと、なのです。