榊一郎・原作、加納正顕/F.E.A.R.・著、みかきみかこ・イラスト、GA文庫。
7月4日(金)読了。
前回の事件でようやく軌道に乗り始めたトウヤ神曲楽士事務所。
そこへ現れたのは、トウヤ家と何家の因縁のあるフウマキ家の息女、ミリエーヌ。
どうも、最近神曲楽士事務所を立ち上げたらしく、ローゼリエへの対抗心と何やらで、勝負を挑んでくるのだった。
母から遅れを取るようなら事務所を畳むと言われて、勝負に応じるローゼリエ達だったが……
神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ第二弾。前回のNPCレイファスをPCに昇格させつつ、上手いこと繋いでますねぇ。ツゲ神曲楽士派遣事務所の面々を交えたりのファンサービスもありますが、赤と地続きの雰囲気のある事件でありました。公式だけに色々考証を調整しているとはいえ、リプレイと言いつつ一つの神曲奏界ポリフォニカ世界の物語としてシリーズの一翼を担っていますな。だからこそ、本編にも彼ら彼女らは登場していたのでしょう。
さて、これで、残すはあと1冊。
という訳で次は『神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング・クリムゾン』です。