コナン・ドイル・著、延原謙・訳、新潮文庫。
12月13日(土)読了。
事件がなく苛ついていたホームズのところへやってきた依頼人。
彼女の元へ届いた奇妙な手紙の相談だった。
その手紙は呼び出しの手紙で、彼女が正義の補償を受けるべきであり、疑わしければ警察以外の友人二人を同伴せよとあった。
興味を惹かれたホームズは、興味を惹かれて同行を即座に申し出たのだが……
シャーロック・ホームズ第二弾。
ある女性の元に届く高価な宝石、謎の図面、奇妙な呼び出し。
それらが繋がって起こる、殺人事件。
当時の当たり前のような人種差別などが目に付いたりもしますが、それはそれとして、ホームズの駄目なところが結構見えて楽しいですな。つか、ラストの台詞が酷すぎる。あと、ワトスン手が早い。色々と子供の頃には解らなかったところが見えますな。
てなところで次はホームズは一旦休みで『落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》6』です。