西表洋・著、モレ・イラスト・ＧＡ文庫。
９月２８日（月）読了。
よくも悪くも周りに流されず、前世の記憶にしたがってラーメン道を追求するチャー。
食材も情報も豊富な王都で研鑽を積んでいた彼の元に、突如育ての親の吸血鬼、ハクパがやってくる。
彼女は、チャーをすぐにでも家に連れ帰ろうとするのだが……
味音痴の自覚無くラーメン道を究めようとする男の物語第三弾。鍼の腕は超一流という本人の望みとは裏腹に鍼の腕は超一流でそれなら食いっぱぐれないにも関わらず、夢はそういうもんでもない、という御華詩、なんですかねぇ。
今回は各ヒロインに見せ場を創りつつ、チャーの王都での探求もひと段落というような感じでしたな。急ぎ足に物語を閉じたというかジャンプの俺達の戦いはこれからだエンドというかそんな雰囲気。このノリ、好きだったんですがこれまでですかねぇ。残念。
てなところで次は『姉《かのじょ》と妹《かのじょ》の下着事情。』です。
