住野よる・著、双葉文庫。
3月3日(月)読了。

他者に興味の薄い僕は、偶然クラスメートの山内桜良秘密を知ってしまう。
膵臓の問題で、余命一年と言うことだ。
この秘密の共有から、僕は桜良と多くの時間を共有することになり……。

アニメ版の映画を劇場で観て六年以上が立っていますが、機会ができたので原作をば。
序盤でラストのあれこれ思い出したんで、小説としての仕掛けなどを解析しつつ楽しく読むことができましたね。
全体としては、タイトルコールの一発ネタを、ゼロ年代の泣きゲー的なテイストで描いた作品ですかね。
映画観た時と同様にホルモンが食べたくなりましたが、今なら鶴橋でホルモンまぜそばを食べたいところ。

てなところで、次は『小説版メイクアガール メイクマイセルフ』です。