宮澤伊織・著、shirakaba・イラスト、ハヤカワ文庫。
4月7日(月)読了。

鵼となり絆をさらに深めた空魚と鳥子だったが、潤巳るなの言葉で関係がギクシャクしてしまう。 裏世界の拠点を充実させる工事がひと段落した後。 休憩の際の空魚の失言から、膝枕を巡るおかしな事態が始まって……。

裏世界の調査を地道に進めつつ、小桜の方のあれこれも想像以上に効果を示しだしてたりしている感じですねぇ。
魔術師の辻も、裏世界の対策の新たな方法を示したりしていい感じ。こういうキャラはいいですな。 裏世界の深みに近づいていっていますが、鵼はこの先どこへ辿り着くのやら。

てなところで、『地面師たち』に戻ります。