新庄耕・著、集英社文庫。
4月25日(金)読了。

すべてを喪った拓海は、職を転々とする中で出会ったハリソン山中の下、地面師となった。
幾つもの詐欺を成功させていく中で地面師としての仕事に慣れていく。
やがて、山の手線新駅前の巨大な土地という、大きな仕事に取り掛かることになり……。

FireTV のレコメンドでタイトルは知っていますが未見の『地面師たち』の原作小説。
以前鑑賞した『アングリースクワッド』も地面師詐欺を題材としていたので、地面師の手口なんかは解り易かったですな。
地面師を描きつつも、そういう仕事をするようになってしまった拓海に焦点を当てたドラマに収束するような構成。
基本的に犯罪者の物語ながら、キャラ設定でバランスは取れていますねぇ。
この連休で時間が取れればドラマも見てみますかね。

てなところで、次は『掟上今日子の保険証』です。