富野由悠季・著、角川スニーカー文庫。
7月26日(土)読了。

テキサスコロニーでのエルメスとの死闘の末、アムロはコアファイターで宇宙を彷徨っていた。
幸い、民間の輸送船に救助される。
そこでアムロは、クスコ・アルという女性と出会い……。

ニュータイプ論を中心にしつつ、クスコ・アル戦がメインの第二巻ですな。
アムロが軍人としての思考と若い感情とで揺れてたりして、大分印象が違いますねぇ。 さらに、小説限定キャラなんでクスコ・アルは初耳ですが、ララァの後のニュータイプ、と。
ニュータイプの扱いが大きいので、ジオンのニュータイプ部隊としてシャリア・ブルも登場してシャアと共にリック・ドムに乗っていたり。
アニメよりも、濃厚にニュータイプとは何か? を味わうことができるのが小説版ということですな。
次で最後。結末は残念ながら色々なところで流れてきて知っているのですが、それでも自分の目で確かめたいと思いつつ。

てなところで、次は気になったので三巻の前に『アルジャーノンに花束を』です。