アンディ・ウィアー・著、早川SF文庫。
9月14日(日)読了。
ジャスミン(ジャズ)・バシャラは月生まれの月育ち。
ちょっと非合法なことに手を染めつつ、必死にお金を貯めていた。
あるとき、運び屋の乗客から持ちかけられた大金を得られる仕事に飛びついたが……。
科学的な知見に基づいて大きなミッションを達成するのは他の作品に共通しますが、今回は非合法なあれこれ。
作戦を思いついても大体どこかで破綻してそれを機転でどうにかしたりどうにもならなかったり。
月の世界の設定がしっかりしてて、変に発展したりはしてなくて泥臭い利権やらがあったりして、だからこその非合法。
この作品も映画化されるようですが、情報、入ってきてない気がしますね。
てなところで、次は『告白』です。