西尾維新・著、VOFAN・イラスト、講談社BOX。 11月4日(火)読了。
境都大学に通う忍野メメは友人の貝木泥舟とともに、敬愛する先輩の臥煙伊豆湖にとあるプロジェクトに誘われた。
不死身の怪異の専門家として招集された女子校生、影縫余弦も加わって行われたのは。
伊豆湖の姉、遠江を生き返らせるというプロジェクトで。
忍野メメが語る、大学時代の専門家たちによる斧乃木余接誕生の物語。
後から色々と補ってるので、時系列がおかしくなりそうな情報はメタ的に補足されたりしつつ、こういうことになってたんですな。
余弦がなんで地面を歩かない理由とか、貝木の多才さとか、かつての姿を読めるのは楽しいですな。
余接は要は死体人形なわけで、やってることはロクでもないんですが。
こうやって過去を補った上で、次は何をするんですかねぇ。続刊は『鳥物語』と『鳳物語』が予定されていて、トリとオオトリなわけで。
てなところで、次は『兇人邸の殺人』です。