城平京・著、片瀬茶柴・イラスト、講談社タイガ。 11月30日(日)読了。

九郎を元に戻すための調査の中、琴子はとあるネット小説を見つけ出した。
登場人物の一人が、明らかに九郎をモデルにしてるのだ。
調査の果てに、琴子はある一つの重大なことに気づく……

サブタイトルはトンチキっぽいながら、非常に重要な御華詩でありました。
岩永琴子は本当に可憐にしてお下劣、もとい、苛烈ですねぇ。いや、どっちも間違ってないですが。
ネット小説を通して現実と虚構を繋げていった果てに、とんでもない答えを見つけてしまいましたねぇ。
琴子は喜んで答えの通りにするでしょうが、九郎がどうしていくのやら。続きが楽しみですねぇ。

てなところで、次は『三銃士』です。