宮澤伊織・著、shirakaba・イラスト、ハヤカワ文庫。
6月2日(日)読了。

鳥子と唯一無二の『鵼』となった空魚。
筋を通すというかなんというかな感じで小桜屋敷に報告に向かう。
そこには、認知科学者として裏世界に向き合う小桜と、霞の保護者としての生活が見えて……。

マヨイガの不可思議な導入から、小桜のその後、そして、るなも含めた夏休み。
自称魔術師の辻がとてもよい感じで、久々にカバラ十字を切りたくなりましたね。
不勉強で『黄金の夜明け団』の本を読めてないのですが、五芒星と六芒星の部分のあの翻訳は黄金の夜明け団関連書の翻訳のどこかに元ネタがあるのか、香津美・リキュールなのかは判断つきませんでした。
るなにも変化が訪れつつ、ここから何処へ向かうのか? 続きが楽しみです。

てなところで次は『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』です。