東野圭吾・著、光文社文庫。
10月29日(火)読了。

元旦の早朝、とある老夫婦が近所の神社に初詣にでかけると、そこで下着姿で昏倒した男を見つけてしまう。
警察にあれこれ聴取されて面倒なことになってしまい、辟易とする老夫婦だったが……。

遺された本を読み進めようという試み。東野圭吾作品は初ですが、短編集というのもあって読みやすいですな。
すごく広義なミステリという趣。日常の謎的な感じですかねぇ。
ジャンル的に内容には触れづらいですが、『壊れた時計』みたいな話は本当やらかす人はやらかしそうだったり、『水晶の数珠』は、タイミング的に感じるところも多かったり。
中々に楽しめる短編集でありました。

てなところで次は『ある男』です。