清涼院流水・著、星海社FICTIONS。
12月14日(土)読了。
ナザレのイエスは、洗礼者ヨハネによりキリストと認定された。
かくしてイエス・キリストは、数々の事件を解決していくことになる。
これは、イエス・キリストが十字架にかけられるまでの神探偵としての活躍を記した物語……。
もっと荒唐無稽なものを想像してたんですが、聖書の内容を神としてすべてを見透かすイエス・キリストを『神探偵』としてミステリ的に再解釈した御華詩ですな。なんというか、最後のアレに集約される壮大な物語。探偵とは、それほどに偉大なる存在。
シリーズとなって、別の視点で描かれていくようなので、どういう形になるか続きが出たら読んでみたいところ。
てなところで次は『涼宮ハルヒの劇場』です。