谷川流・著、いとうのいぢ・イラスト、角川スニーカー文庫。
12月24日(金)読了。
発売日ぐらいにかったにも関わらず読むのが遅くなってしまいました。まぁ、後ろに暗黒館だの重たいのが控えてて、読書に借金が大量に発生していますが。最大は”Harry Potter and the Order of the Phoenix “ですが(;^^) 洋書って時点で一ヶ月は頑張って読まないと読み終わらなさそうです。
と、話がそれましたがハルヒ。
何というか、シチュエーションに少々無理がある気もするのですが、語り部である『キョン』(本名不明)の語り口が上手い事引っ張ってそんなに違和感無く読めました。この間読んでて思ったんですが、一人称の文体って奥が深いですね。地の文で他の登場人物と会話してしまうっていう技法はずっと使われてたんですが、効果的だと思いました。
今回、長門さんが活躍しててよかったですねぇ。やっぱりゲームは強いというか。でも、眼鏡はあった方がええと思うんですよ? 皆さんはそう思いませんか?
…閑話休題…
この作品自体の向かうベクトルとして、最終的にはみんな特殊な背景のない平凡な人間になるのがハッピーエンドって感じなんですが、ハルヒが極一般的な少女になっていく過程が大筋かと思うと又見え方も変わってくる気がします。巻を重ねて段々伏線も増えて行ってますが、これらがどう収束するかが楽しみです。
タイタス・クロウの事件簿
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