羽田奈緒子・著、x6suke・イラスト、 MF文庫J。
5月27日(土)読了。
「リアル」とタイトルにあるように<現実>がテーマですな。単純な<現実>では無く、異世界的な概念というか、「その人にとっての<現実>からみてこの世界は仮想世界にあたる現実世界」というか、そういったメタファに彩られていて興味深く読めました。
まぁ、内容は基本がコメディなんでそんなに難しく考えるモノじゃないんでしょうが、「本当」ってなんなんでしょうねぇ、とちょっと考えてみたり。あと、魔法という概念も。そういった意味で楽しめた作品でした。

さて、次は何を読んだモノか…… うむ、ただいまハルヒ絶好調な谷川流『絶望系 閉じられた世界』といきますか。