紅玉いづき・著、磯野宏夫・イラスト、電撃文庫。
3月15日(木)読了。
第13回電撃小説大賞大賞受賞作。
ええ御華詩でした。
もう、そうとしか言えない、素敵な物語でした。
色々なモノを奪われて、奪われたことさえ忘れてしまった少女。
彼女が、夜の王との出会いをきっかけに色々なモノを手に入れる過程の物語。
決して派手ではなく、奇抜さもなく、それでも、描き出される世界は心に響くモノでした。

幸せってなんだろう?
そんなモノはどこにもなくて。
でも、そんなモノはどこにでもあって。

そんなことを考えさせられました。
うん、こういうの読むとほっとしますね。

多くを書くのも無粋なのでこの辺で。

次はそろそろ続きが出てしまうので『 Fate/Zero Vol,1 -第四次聖杯戦争秘話- 』です。