葵せきな・著、狗神煌・イラスト、富士見ファンタジア文庫。
6月16日(水)未明読了。

碧陽学園の生徒会。
その、特殊なシステムの成り立ちにも理由があった。
それは、かつて碧陽学園にくすぶった一つの火種の末路。
偶然、その秘密を知ってしまった知弦と鍵は……

まぁ、多分、間違ってはいない。
番外編と言うことで鍵のクラスメート達の活躍ありの御華詩。
中目黒君はどんどん真冬好みになっていたり守の扱いはどんどん悪化したりする中、巡はちょっと良い感じの役回りでしたねぇ。そして、生徒会のシステム誕生秘話はよい御華詩でした。こういうのがあるのが侮れませんな。それと、真冬の話も内容はともかく真冬にとってはちょっといい御華詩。残念な子から少しは持ち直した…… かは別問題ですね。

てなところで次は『狂乱家族日記 番外そのろく』です。

生徒会の火種 碧陽学園生徒会黙示録3 (富士見ファンタジア文庫)

葵 せきな
出版社:富士見書房
発売日: 2010-03-20