木戸実験・著、山本ケイジ・イラスト、スマッシュ文庫。
6月14日(月)読了。

妄想癖のある文学少女の破小路ねるのに告白し、彼氏彼女の関係となった砂島直也。
ぎこちなくも、休日の初デートを終えた夜、二人の学校に不可解な事件が起こる。
校舎に電車が突っ込んだのだ。
それだけなら、脱線事故とも思えるが、学校は最寄りの線路から1キロ以上離れている。
それ以前に、その電車はまるで天から降ってきたように屋上からまっすぐ校舎に突き刺さっていたのだった……

ライトノベル的なミステリを意識的に書いた作品と言うことで興味深く読みました。
まぁ、なんというか、ちょっと詰め込み過ぎな気もしますが、話としてはどうにか辻褄はあっていたように思います。ミステリの定番とも言える素人達の推理合戦とかもツッコミ所が多過ぎでしたし、そもそも真相がアンフェアもいいところですが、それ故のライトノベルなのでしょうね(;^^)

てなところで次は『生徒会の火種~碧陽学園生徒会黙示録3』です。