十目一八・著、すまき俊吾・イラスト、GA文庫。
9月7日(火)読了。
RICの企みの前に手痛い敗北を喫した時雨。
だが、このままでは終われない。
出来うる限りの手段を講じ、RICの次の一手を食い止めるべく作戦を立てる。
そうして、いよいよRICが動き出して事態は急転し……
主人公が時雨から魅袖に交代しつつ、各勢力、因縁の戦いが各所で繰り広げられるシリーズ第三弾。
何というか、要素要素は楽しいのですが、ちょっと詰め込み過ぎかなぁ、というのが正直な印象。いっそ2冊というか、前の巻と合わせて3冊ぐらい使ってそれぞれの場面を掘り下げた方がよかったように思います。全体的に、竜頭蛇尾感が否めなかったので。でも、設定は中々面白いので、ここからどう展開するか、続けて読んでいきたいと思います。
てなところで次は『白鷺このはにそのけはない!』です。