逢空万太・著、七・イラスト、GA文庫。
10月4日(火)読了。

深山琥太郎は、出張中の母が残してくれたメイドロボとの二人暮らし。
そんな彼は、自称女の子。高校も女子の制服で通っています。
でも、それは彼を支える幼馴染みの二人が居てこそのもの。
だけど、幼馴染みの一人は、彼を男に戻したい。
もう一人は本人の意志を尊重している。
そして、メイドロボは、その体を使ってでもと露骨に男に戻したい。
これは、彼ら彼女らが繰り広げるジェンダーの問題を抱えながらも、取りあえずそれは置いておいていいような日常の物語。

まぁ、大体ここまでで書いちゃった、そんな御華詩。
日常四コマ的テイストをラノベでやってみた、って雰囲気ですかねぇ。ただまぁ、最萌キャラが不良のリーダーというのはどうなんだ? これも、ジェンダーの崩壊か? 理々なんて目じゃないツンデレっぷりが凄い。まぁ、そういうキャラが存在しうる世界観というのはかくも温かく優しきモノ、なのでありますな、なのでありますな。

てなところで、引き続き『深山さんちのベルテイン』なのであります、なのであります。

深山さんちのベルテイン (GA文庫)

逢空 万太
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2010-12-14