木野裕喜・著、コバシコ・イラスト、このライトノベル文庫がすごい!文庫。
3月15日(木)未明読了。
笹瀬綾子先生の元気がない。
どうやら周りが結婚していく中で取り残されている自分に自信がなくなっているらしい。
それを聞いた彼女の受け持ちの生徒達がちょっとばかり冒険的な提案をしてくる。
恥ずかしがりながらも、その提案に乗る笹瀬先生だったが……
癖の強い生徒達を纏める素敵眼鏡女教師が活躍するシリーズ第6弾。
うん、もう、三章でお腹一杯でした。いや、むしろおかわりを求めるべきか? 生徒達の無茶に乗りながら自信を得つつ、教師としての本分も忘れない。笹瀬綾子先生の魅力溢れる一編でありました。また、クリスと紫苑さんがメインとなる四章も中々いい感じでありましたねぇ。ベタな展開ではありますが、最後は中々いいオチでありました。ああ、二章も先が読めつつも腐海の深淵を垣間見れる楽しい御華詩でした。
うん、やっぱり善なんとか君とヒロイン二人の話が一番印象薄い……この三人だけだとどうにもすっきりしないというか、他のキャラとの関係性が無いと今一な雰囲気でありました。
でもまぁ、個人的にメインヒロインだと思っている笹瀬綾子先生が活躍していたから満足なのでありますよ。
てなところで次は思うところあり予定変更して『 RAIL WARS! ~日本國有鉄道公安隊~』です。