大泉貴・著、しばの番茶・イラスト、このライトノベル文庫がすごい!文庫。
4月6日(金)読了。
〈破詞〉の事件からしばしの時が流れ、ロゴは再びエネッグの仕事を請け負うことになった。
〈録号〉と呼ばれる情報に自分の意識とは切り離し、鍵を掛けて保存する能力を持つコトモノから情報を引き出すという仕事だ。
だが、その引き出される情報は、ロゴにとって特別だった。
「リンコノート」。
それは、ロゴの母、凛子が記したコトモノートとも言えるもので……
『言葉』が生命の起源となる世界での物語第三弾。
今回は、遂にロゴのコトモノの謎に迫り、大きな世界の秘密が明かされる内容となっていました。
ここから、このシリーズ全体に繋がる『物語』が始まるのでありましょう。
しかし、フランス的かと思ったらドイツも混ざってきて、授業で読んだ本だけに色々思い出しますが『語り得ぬことには沈黙するしかない』のでこの辺りで。
てなところで次は『ブラパン!』です。