長物守・著、みけおう・イラスト、GA文庫。
2月8日(金)読了。
突如現れた転校生。
お嬢様のような制服に身を包んだその少女、風峰結菜は木崎の幼なじみらしい。
木崎を殿下と呼び慕う結菜だが、彼女は一つだけ勘違いをしていた。
そう、彼女にとって、木崎湧はあこがれの王子様。
つまり、男の子な訳で……
漢前な漢女《おとめ》の恋を巡る御華詩第二弾……とはいえ、一巻でほぼそこは決着が付いているので性別誤認のライバルが現れて、という形になってますな。中々、優しい御華詩でありましたが、やっぱり木崎のイラストは無いかシルエットとかで誤魔化しておいた方が色々と有り難いですねぇ。キャラ配置とかはベタながらいい感じだったりするのですが、そこだけがネック。まぁ、タクローと木崎の関係は興味深いものがあるので、どうやら幼なじみのターンが始まりそうな次巻も楽しみにしておきませう。
てなところで次は『優等生以上、フリョー未満な俺ら。5』です。